長梅雨で定植遅れた畑です。非耕作地で土が出来ていない為、植え付けた苗も場所によって生育がバラバラです。補植した苗は高温乾燥で焼けてしまいました。先日は40度超えが2日続くなど異常高温と8月1日から夕立も無いカラカラな気象状況となりました。まさに災害級の酷暑と干ばつです。雨が降るまでと思いこの畑は毎日夕方2時間手掛けで水をかけていますが、厳しい生育状況です。

いくら手掛けで水かけしても、雨が降らないとしっかり土にしみていきません。

一昨日からセミの鳴き声がピタリと止まりました。大量にセミが死んでいます。夏場が旬のセミですが、35度以上の気温では生きていけないそうで、このところの酷暑がいかに異常なのかと思わせる現象です。

長雨で結局定植できなかった50アールの畑に来年の為に急きょセスバニア(緑肥)をまきました。とにかく排水対策と土づくりをしていかないと作付もままならない状態です。耕作放棄地や砂利取り後の非耕作土壌は何年かかけて土づくりが必要です。