2020.12.04搾油依頼続々と
11月以降JAのエゴマ研究会を通じて搾油依頼が続々と集まってきました。台風もなく収穫以降天候に恵まれたこともあって順調に調整や乾燥作業が進んだようです。搾油所もスペースが限られ搾油作業も一人でこなしますので時間がかかってしまいます。秋以降の畑の作業も滞り気味で少し焦っています。
静岡県内でエゴマの栽培から搾油をしている搾油所は当農園の磐田搾油所と吉田町と富士宮の合計3箇所だけです。それぞれ搾油所をお持ちの農園の方々もエゴマの栽培から加工まで一貫生産をしています。又情報交換も行って日々良いものづくりに励んでいます。近年はエゴマブームにのって個人事業主や輸入業者等が韓国や中国から輸入した油を国内生産とか原料原産地や製造所(食用油脂製造業の営業許可のある)がわからない商品も道の駅等でも目にすることがあり、エゴマ油の評価を落とす要因にもなるのではと危惧します。
顔の見える搾油所で搾油したエゴマ油を是非ご賞味ください。遠州エゴマの会でも100人を越える方が主に自給用に栽培して当搾油所で
搾油していただいています。今年は機会が少ないですが、年に5回栽培勉強会を行い栽培者の皆さんがエゴマについて勉強され理解をしたうえで栽培しています。現在遠州のエゴマの品質は本当に良いと思います。言い方を変えればどの栽培者のエゴマ(エゴマ油)も良いものばかりで悪いものがないと言えるでしょう。自給用に栽培している方々でも面積を増やしたり販売する楽しみも味わいたい方も出てきていらっしゃいます。みんなで良いもの作って地域に広げ元気な故郷をつくりましょう。