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2020.04.29食料ナショナリズムが進むなか

初夏の陽気でこぼれ種から発芽したエゴマがぐんぐん伸びています。

以下は私的な雑感です。エゴマとは関係ありません。

コロナリスクの加速するなか農業分野ではこの10年位の間、台風の大型化による大雨、暴風、洪水等地震も含めて年々自然災害のリスクが高まって被害も深刻となってきていました。そこへコロナ拡大と世界が今まで経験したことのない状況となっています。昨年秋から続いた野菜の安値も業務用野菜では今でも廃棄処分等している生産者情報もあります。工業製品でないので冷蔵等で保管出来る期間もスペースも限られます。しかし今後コロナが長引けば頼みの輸入食料品が未来永劫安定的に入ってくる保証はどこにもありません。現在マスクは中国からの輸入品が8割占めている日本で1月経っても2月経っても足りていません。国内企業の努力で増産していますが、中国産のマスクは欧米からの引き合い強く、高値でそちらへ流れおり国際的なマスクの争奪戦の様相です。

この状況を国内の食料に目を向けた時全く同様のリスクを想像出来ます。異常気象は世界中で発生しています。4月には海外でハリケーンで85メートルの暴風が吹いています。

コロナが終息するのを自然災害は待ってくれません。台風や地震で避難勧告や指示が出たら避難所へ集まれるのでしょうか?逆に昨年からの暖冬で水不足も心配されています。まだわかりませんがから梅雨になれば夏場に給水制限が発生することも予想されます。断水時には自衛隊の給水車に行列が発生する光景は記憶にあります。非常時こそリーダーの危機管理能力や想像力、決断力の真価が問われます。食料問題を考えれば今廃棄している食料(野菜等含む)を政府が買い取り、加工したり冷凍して備蓄するというのはどうでしょうか?

素人考えと笑われそうですが、先々のリスクや社会情勢の変化(コロナ不況も)を想像して出来ることは手を打ったり考えておけば、安心感につながるのではないかと思います。

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