2020.03.24雑感、原点
初詣に行って見付天神で妻が引いたおみくじの言葉に心を浄められた気分でした。
以下は、私が触れたいろいろな情報で見たり聞いたりして自分で感じた個人的な雑感です。
世界の商業主義は度が過ぎています。ひたすら金儲けを追及することが最重要課題みたいに。商業活動を通して国民の生活が安定(安心)することが経済の原点なのに、ひたすらマネーゲームを追及し、ごく一部の勝者(金持ち?)と、多くの敗者(貧乏?)を生み出すことではないはずです。誤解を恐れず申し上げれば現在コロナの関係で揺れ動いているオリンピックの原点は世界の人類のためだと思いますが、オリンピックに限らず世界のスポーツがあたかもスター誕生のオーディションの様相を呈し、TVやスポンサー等の利権争いや思惑のようなものを感じます。(やってる選手は純粋に競技に取り組んでいます)
さて本業の農業分野では、日本の産業構造の中で原点からずれているのは一次産業や食料問題が本当に軽んじられていることです。コロナウイルスでイベントや外出、行動が制限されても食料供給は1日たりとも止めることは出来ません。国民にとって最も重要な食料問題を軽視して株や自動車、ITで稼いだところで国民生活の安全安心は得られないのです。
今後もこれら社会的意義を我ら農家(百姓)もアナウンスしていく必要があります。最近日本を代表するような政治家の発言や国会でのやりとりなど報道を見るに、日本人としての誇りや自信をなくします。国民が恥ずかしいと思うような政治(国会)、政治家が目に余ります。明らかに庶民感覚と欠け離れていますし、そもそも優しさを感じません。
柳田国男さんの言葉を借りれば(記憶なので若干文言は違うかも)「古来より自然を大切に気してきた農業、農村の発展無くして国家の発展も民族の繁栄もありえないだろう」