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2021.01.18エゴマ洗い工程

エゴマ洗いにこだわりがあります。ロスは出てもとにかくしっかり洗います。専用の洗い機を使い、一度軽くすすいだらエゴマをすくい上げ、汚れた水と沈んだ実を排出したあと、25分間流水状態ですすぎ洗いします。(実の汚れ具合で調整はしますが)その後直ちに脱水機で脱水してハウス内の干場に広げて水分含量8%台以下まで乾いたら直ぐに米袋に入れて冷蔵庫に保管します。朝9時頃から洗い作業をスタートして昼過ぎ(遅くとも13時)までに最後の洗いを終わらせて干場に広げないと夕方までに乾かないので、この時期どう頑張っても晴れた日1日に30~40kgの洗いが限界です。あと200kg以上のエゴマを今月中に洗いきるのは厳しいかも。

写真は20kgのエゴマを3回に分けて洗い広げたもの

ハウス内(雨避け)で遮光(50%)して風を通して干すのが一番、安全安心につながります。天日干しの場合、まず風対策が必要で遠州の空っ風の吹くこの時期毎日強風の心配がありハウスならサイドの明け締めで対策が打てます。また雀などの小鳥類や鳩などが直ぐに集まって来ますので衛生面やゴミやホコリなど屋外では異物混入のリスクも増すので販売用なら特に生産管理工程のリスクの最小化を意識していかなければなりません。今年4月からはじまるHACCP(ハサップ)の取り組みも、作業を見直す良い機会と前向きに捉えるほかないと思います。搾油所の蛍光灯を割れないLEDに替えたり日々の記帳等お金や手間のかかる事が多くなりそうですが、ある意味自分を守る事にもつながっていきます。

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